最近、質問されたので備忘録として。
> ①登っている最中に、
> 「テンション」、「もう少し緩めて」などと言う場面は、クライマー間では日常かと思います。
> それに関しては、顔で合図でしょうか?
自分が登る場合、発音は正しくありませんが出せますので「テンション-」と叫んでます。
聞き取れない人だと声がしただけでテンションということにもしてあります(つまりシャウトが出来ません^_^;)
私がビレイしてるときは、始めた頃はクビを振るなどの合図を決めてましたが、最近はいらないんじゃないかと思うようになりました。
クライムダウン、テンパってる、体がガチガチ、ミシン踏んでるなどが分かれば張り気味にして心の準備しておきます。
あんまり落ちたくないときは、こっちをちら見すれば張っとくみたいな感じです。
余裕があって何らかの理由でテンションが欲しい場合はやっぱりちら見ですこの方法はテラスで見えなくなるケースには使えません…このときはロープの張り具合で判断するしかないです。
登ってる最中にもう少し緩めてというリクエストは難しいので諦めてます。
なのでハングドッグのときに多めに降ろしてもらって取り付く感じですかね。
あるいは大きめに落ちてもグランドしなきゃいいからと言い聞かせてガチガチに張らせないようにしてます。
> ②終了点で結び替えか懸垂かをパートナーに伝える方法は、どのようにしておりますか?
フェイスやクラックではパートナーと交互に登るため、なければ必ず終了点を作って降りますのでそのような問題に面したことはないです。
なので回収便でこのルートは終了点ないから、結び替えして降りますね、セルフビレイが取れたらロープくださいと言っておいて登ります。
終了点が見えるルートは身振りでロープを引っ張って「もっとよこせ」とリクエストします。→ビレイヤーが自己判断でビレイ解除
テラスなどで見えないときはしつこくロープをぐいぐい引っ張って結び替えに必要な長さを確保します。ビレイ解除するかしないかはビレイヤーの判断に任せます。
逆の場合(私がビレイヤー)も同じです。
追記
ビレイして、張って、降ろして、止めては身振りで何とかなります。
まだまだ改善の余地はありそうだし考えなければならない点もある。
ビレイ解除されたまま見えるところまでロープをたぐって降りなければならないリスキーなシーンもあるし…
実験台につきあってくれるパートナーに感謝w